「 クロマダラソテツシジミ 」 ( 以下 クマソ ) の追っかけ 第三弾になります 一昨日(15日)は、MF博物館廻りの他に、気になるポイント ホテル裏 の ボードウォーク を探索 ここには40本ほどのソテツがあります。 最初に見つけた一頭です。 こんな場所 ( 〇印 ) にいたのですよ (右側はすぐ海なのですが、画角に入らず残念) 2組のカップルを見つけました 上のカップルは目線でいろいろ撮らせてくれましたが 下のカップルは、やや高いところで、ワンカットが精一杯でした 単独では3~4個体を見かけました。 この近くには気の利いた花はなく、どこで吸蜜しているのでしょうね? すぐ裏側はホテルになります。もしかするとホテルの庭に花があるのかも 知れませんね。そうだとするとホテルで食事、贅沢ですよね(冗笑) ここは博物館から直線で1.2km程 MF観音崎でも分散発生していることがわかりました。 あともう一か所、博物館に隣接する広場があるのですが、バーベキュー場 にするための工事中。近日オープン予定などで尋ねてみようと思ってます ホテルの裏を後にして、5日ぶりに 博物館廻り を訪ねてみました。 4~5頭、見かけました ここでの楽しみ 花が絡み 前回は、ソナレマツムシソウ と ランタナ でしたが 目新しいところで・・・ ミント系の花 にて 葉止まりばかりで、なかなか花には止まってくれず ワンチャンス の 花止まり ミント味は、嫌いなのだろうかと思っていましたが 口吻をしっかり伸ばし、吸蜜していました そしてこの時期、目に付く ツルボ にて ハマカンゾウ とのコラボも撮りたかったのですが・・・ 止まってくれたのは、つぼみ(笑) やはりお似合い、ソナレマツムシソウ(笑) 吸蜜時は翅をなかなか開いてくれません そんな中で、ソナレマツムシソウ と ランタナ で ♀ と ♂ がそれぞれ、半開きをしてくれました 以下、思いがけない クマソ についての、勝手な考察になりますが・・・ 気になっていた他所、すべて(と言っても4カ所ですが)で発生が確認できたこと。 また、確認個体については、ほとんど損傷のないものが多くみられたこと。 このことから、各々のポイントで羽化したのではと思われます。 消去法で行くと ① 新たに植栽されたソテツに付いてきた ( 新規に植栽された形跡もなく ) ② 知らぬ間に細々と、種を繋いできた ( 逗子と霊園ではその可能性は否定でき ませんが、観音崎には、毎秋同場所に花絡みの昆虫撮影に行っていたにも関わらず 今まで見たことがなかった ) ① と ② については、可能性は低いと考えました そこで、考えられるのは・・・ 今回見掛けた クマソ の 一世代前の個体群が、何らかの事情で北上、分散、そして 産卵し、今の個体たちに繋がっているのではと思っています 県以西での時系列での目撃情報や、今回の同地で一世代前の個体の見た情報、また 近隣での大掛かりなソテツの植栽の有無、そして今夏の異常とも思える気候などの 要因の影響などが分かると、今回発生のメカニズムの詳細が解けるような気もする のですが・・・ 市内では9年ぶり、当MF観音崎では初見。そんなこともあり とりあえずの ~ 夢中になってみようか ~ でしたが・・・ 4部作67枚(笑) 一旦、これにて終了。 あとは、成り行き観察、低温期型などを楽しみにということに・・・ (15日 観音崎) (トリミングあり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ~ 友情( 似たもの同士 )出演 「 ウラナミシジミ 」 ~ ソテツのポイントから少し離れた、クズの葉上で 尾状突起 や 肛角部付近 斑紋 が クマソ によく似た。 秋のチョウ 「 ウラナミシジミ 」 なんと、今秋初見が 交尾態 これも筆者の勝手文になりますが 両種とも北上を続け、ウラナミシジミ は片道切符を握りしめ行き着いた先で 寒さに耐えられず死を迎える。 クマソ のほうは、寒さの影響はどの程度あるかは分かりませんが、凍死のリスク 加え、北上してはソテツ を食い荒らし、人的に駆除される運命に。 人間からは無駄のように見えるこの北上、寒さに命を落とそうが、駆除されようが 続けることにより、いつの日か 全国制覇の夢を叶えようとする 野望 すら伺えます。
by Pastel24s
| 2020-09-17 23:47
| 観音崎周辺 (野山)
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