7月終わりごろから行くたびに、MFの小池に立ち寄って見るものの、音沙汰なく 例年と比べ、池の状況も水草(浮き草)が少なく、今季は会えず終いかと弱気になって いましたが、4日前にやっと マルタンヤンマの産卵 に立会うことが出来ました。 苦労しただけあり、喜びひとしおでした(大袈裟・笑) 「マルタンヤンマ」 ガマ?の隙間を飛び回り、産卵場所の選定中 そして水面より少し高い葉上に止り (16時35分44秒) 以下時系列にて ① (16時35分46秒) さーて、我が子孫のために・・・ ② (16時35分53秒) 腹端に神経を集中させ、徐々に下部へと移動します。 ③ (16時35分59秒) 水面タッチを感知し ④ (16時36分01秒) 腹端を水中に沈め、産卵開始のようです ⑤ (16時36分11秒) 最後は翅が水に浸からないぎりぎりまで、腹部を沈めました この後、飛び去り、次の場所へ移りました ④ ⇒ ⑤ 僅か10秒はどの時間で何個ぐらい卵を産んだのでしょうね。 ここは、小さい池で鯉などの魚はいないので、安心して水の中に体を着けられるのでしょう。 水の中は安心かも知れませんが、ここは俺の縄張りだとばかりに シオカラトンボにみつかるともう大変、産卵する間もなく追い払われます。 撮影チャンスは僅か10分ほど、5回の産卵を試みましたが 2回は産卵前にシオカラトンボに追い払われました。 この時ばかりはマルタンヤンマの味方、難きシオカラトンボになります(笑) 残りの3回はなんとかシオカラトンボの目を盗んでの産卵でした。 その3回のうち1回がかぶりもない場所で撮れて良かったです。 画像は夕方だったこともあり、それなりですが・・・ 例年は水草への産卵でしたが、水草が少ない分 例年と異なる産卵風景を垣間見ることが出来ました。 今季もとうとう ♂ を見ることは叶いませんでした。来季こそは会いたいものです。 (6日 観音崎) (トリミングあり) ****************************************************** 行くたびにチェックに立ち寄っていたこともあり 他の二種のヤンマの産卵にも出会いました。 「ヤブヤンマ」 こちらは、水中、水面の水草などに産卵することは無く 水辺の岩の苔の部分や、近くに土壌などに卵を産み付けます。 複眼には個体差があり、若い♀は黄色味が強く、やがて 黄緑から緑色になるものや、青色になるものなどがいます。 この個体は、青をベースにしたマーブル模様でした(内蔵ストロボ使用) 今季は馬堀自然園で一回、観音崎で3回見かけました。 やはり♀の産卵シーンばかり・・・♂には未だ会えずです (8/22日 観音崎) (トリミングあり) 「ギンヤンマ」 色々な場所で、盛んに腹端をこすり付けていました。 ♀だけの単独産卵もしますが、見かけるのは連結産卵がほとんどです。 連結産卵ですと、♂ と ♀ が一緒に見れてイイデスネ(笑) (8/29日 観音崎) (トリミングあり) 冬にはヤマアカガエルの産卵でお世話になる小池 小さな池にもいろいろなドラマがあります。
by Pastel24s
| 2019-09-09 23:53
| 観音崎周辺 (野山)
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