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二つの名を持つ寄生蜂 セイボウ


青蜂 ( セイボウ ) の仲間は、その容姿から

英名 Jewel Wasps ( 宝石蜂 ) とも呼ばれています。

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細かなテンプル模様の輝き、まさに宝石そのものです。

今回の宝石は、セイボウの中では 中型( 10mm前後 ) の 「 クロバネセイボウ 」 になります。


容姿、大きさとも、よく似た種に ミドリセイボウ がいます。

同定の重要な目安となる、腹部末端の歯状突起がなんとか 4歯 確認できる写真がありました。
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( ミドリセイボウ はこの突起が5歯あるとのこと )



例年の車止めの スズメのオブジェ での出会いです。

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あちらこちらで、盛んに触角をこすり付けていました。
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何を感じとろうとしているのでしょうね。

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そして、時々 スズメ の付け根の隙間を覗き込んだり、中に入ったりします。
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一連の行動、後出のホスト(宿主)の巣を探しているかのようにも ?



で ・ ・ ・  この金属製の車止め、触るととても熱いです。

良く足裏や触角先端が やけど しないものですね (笑)
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もう一つ感心することがあります。

先日、来年のオリンピックに採用される ボルダリング(スポーツクライミング)
の前哨戦で銀メダルをとった女子のスピードとその技は凄かったですね。

でも ・・・ このハチのボルダリングには叶いません。

ホールドのない、ツルツルの垂直の壁も
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オーバーハング もなんのその !
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足裏に接着剤が付いているのではないかと思うほどです。

熱さ対策に滑り止め、足裏 どうなっているのでしょうね!!




さて、もう一方で、その習性から

Cuckoo Wasps ( カッコウ蜂 )と言う別名もあるようです。

野鳥好きの方はお分かりでしょうが、他の鳥の巣に卵を産み巣立ちまで
面倒を見させる、托卵と言う方法をとる カッコウ に由来したものです。


このハチのホストは、竹筒や構造物の隙間に産室を作り、幼虫の餌としてクモなど
の狩りをする 「 ヤマトルリジガバチ 」 ( 下の写真 6/23日撮 ) になります。

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こちらも セイボウ に劣らず、ジガバチ の仲間では
光加減によっては 瑠璃色の輝き がとても綺麗です。

時々見かけるのですが、未だに巣や狩りを見たことはありません。セイボウの気にしている
スズメの根元の隙間あたりでは見たことが無く、またホストが入る隙間としては狭すぎるように
思いながら、出入りを繰り返す クロバネセイボウ を観察していることが何年も続いています



環境写真を一枚そえて・・・
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また、来年も会えると良いのですが
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二つの名前、本認たちは、どちらがお気に入りなのでしょうね~
(20日 観音崎) (トリミングあり)





# by Pastel24s | 2019-08-23 23:35 | 観音崎周辺 (野山) | Comments(0)

謙虚な名前の寄生蜂 ハラアカヤドリハキリバチ


先日、石を投げれば、寄生蜂に当たるなどと書きましたが
昨日は、子育てを他のハチなどに頼る二種に会うことが出来ました。



「 ハラアカヤドリハキリバチ 」

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長い名前ですね。

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漢字で書くと 「 腹赤宿り葉切蜂 」

「 宿り 」 の部分を筆者なりに、分かりやすく アレンジ すると 「 宿盗り 」 となります。

このハチ、オオハキリバチ が子供を産むために竹筒などに丹精込めて作った産室で産卵を終え
その玄関を塞いだ その後を狙い、玄関の扉を壊しその中の幼虫を殺し、そこに卵を産み付けます。
やがて、孵化した幼虫は オオハキリバチ が子供のために用意しておいた花粉を食べ大人になります。

幼虫には罪はありませんが・・・

もし人間社会でしたら、住居破損 ・ 不法侵入 ・ 幼児殺害 等々、重罪ですよね。


さて、何が 謙虚 かと言うと・・・

自ら子育てをせず、他のハチに寄生することは隠しておきたいはずですが、名前の一部に
“ 宿り ” を付け加えたことです。 容姿も然ることながら、そんな正直なところが好きなハチです。

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ところで、同じ 宿り(寄生)蜂 でも有名どころでは、ルリモンハナバチ や セイボウ の仲間が
いますが、“ 宿りルリモン ”  “ 宿りセイボウ ” では、その魅力に影を落としてしまいますよね。

そんな誰かさんのように、幸せ云々、宝石蜂云々、俺には関係ないと言うところも、恰好よく

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自ら子育てが面倒ならば、産卵しなければ良いのですが、やはり種を残したい・・・
長い歴史の中で自ら子育てをすっるよりも、他のハチなどに寄生したほうが種を繋ぐためには
確実だということを学習したのかも知れませんね。 寄生蜂とそのホスト(宿主)との関係
どちらも激変しない程度にバランスを保っているのが自然界なのでしょう。

いつも思うのですが、ホストにメリットはあるのでしょうかね?
もしあるとすれば、同種として増え過ぎないことなども考えられますが???

写真が少ない分、能書きが増えてしまいました。



以下、数少ないパフーマンスの中から

この日も、数頭の ルリモンハナバチ が飛び交っていました。ツーショットを狙ったのですが
撮れませんでした。ルリモンハナバチ と比べ、一回り大きく(15mm強)重量感があります。

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体重、何mmグラムぐらいあるのでしょうね?
穂先に止まると かなり しなり ます。



下の写真、よく見なければ分かりませんが(汗)・・・

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花の手前に 「 ハナグモ 」 が写っていました。
獲物にするには大き過ぎたのでしょうか? 戦意喪失と言った感じでした。



そして、ホスト(宿主)の オオハキリバチ だったら
最高の ツーショット になったのですが・・・

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小さ目で、オオ の付かない ハキリバチ の仲間のようです。 レバタラで残念

実は オオハキリバチ は、まだ見たことが無いんですよ
このハチに限りませんが 寄生蜂はよく見るのですが、
ホスト(宿主)を見る機会はほとんどありません。

いつかは、ホスト特集 でも組めれば いいなぁなんて 思っています。
(20日 観音崎) (トリミングあり)



こんな 環境のところです。
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いつ草刈りをされてもおかしくないところですが、草刈り前に昨年同様 ルリモンハナバチ
と ハラアカヤドリハキリバチ に会えて良かったです。この日も ルリモンハナバチ は数頭
何回もやって来てはサービスしてくれました。 ハラアカヤドリハキリバチ は一度だけ
2頭に10分ほどの撮影チャンスをもらいました。
今日も立ち寄ってみたのですが、結果は前日が貴重な10分でした。


もう一種の寄生蜂ですが、いつもの場所で 「 クロバネセイボウ 」 に会えました。
次回にでも・・・





# by Pastel24s | 2019-08-21 23:58 | 観音崎周辺 (野山) | Comments(0)

2年ぶりだネ ネキトンボ 他


① 「 ネキトンボ 」

オオシオカラトンボの中に 紅一点

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この構図、当地ではショウジョウトンボのパターンが一般的ですが・・・

感じがちょっと異なる。もしかして・・・
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翅の付け根の赤味が見事です。
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そして、薄っすらながら胸部側面に2本の黒い筋を確認
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ラッキー、2年ぶりの 「 ネキトンボ 」 でした。


最初、池中の人工物の穂先にとまっていましたが
いつの間にかオオシオカラトンボに占領されてしまいました。

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2度ほど、陣地挽回を試みたのですが、オオシオカラトンボは動じることもなく
やがて、池周りから姿を消してしまいました。


今回は写真には撮れませんでしたが、赤トンボの代表格アキアカネを見かけるようになりました。
以前はアキアカネの他にも本種やノシメトンボ・コノシメトンボ・リスアカネなども見かけることもあり
ましたが、MFの放置されていた噴水池が撤去されてからは、その機会が激減したように感じています。
そんな中の嬉しい出会いでした。
そう言えば、ナツアカネは、なんと14年に見て以来、音沙汰なし、会いた赤トンボの筆頭なのですが・・・




② 「 コフキトンボ ( オビトンボ型 ) 」

毎年、楽しみにしているコフキトンボ♀のオビトンボ型
先日、会うことは出来たのですが、もう少し らしく撮りたい
そんな想いで一昨日再訪して見ました。

幸いにも一頭見つけました。 すこし らしく 撮れたかなぁ程度ですが

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コフキトンボはこの一頭の他に、♂を一頭・・・

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・・・見掛けただけでしたが

「 ウチワヤンマ 」 は数頭、元気に飛び回っていました。

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ウチワヤンマについては、今季ここやYRPの池では例年以上によく見掛け、今年は当たり
年のように思っておりましたがましたが、ここの前に立ち寄った小松が池では一頭も見かけ
ませんでした。 三浦半島でも、すべてのポイントが当たり年と言う事でもないようです。




③ 「 ウスバカゲロウ 」

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知名度としては、幼虫時代の代名詞 「 アリジゴク 」 と言った方が良いですね

潜在的には薄暗い林縁の奥などにいるのでしょうが
写真となると機会は少なく貴重種の部類となります。

ISO 12800の環境でしたので、下の一枚は内蔵ストロボを使ってみました。
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④ 「 オオキンカメムシ 幼虫 」

御神木、アブラギリの葉っぱに
4齢幼虫と終齢幼虫を見かけました。
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成虫としてのデビューも間もないことでしょう。

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さて、今度はいつ行こうか・・・




⑤ 「 チャミノガ 」

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まるで、手作り民芸品
蓑の中にはチャミノガの幼虫がいるのですが・・・
日中、暑くないのでしょうかね?




⑥ 時間の止った 「 アブラゼミ 」

昨夜からずっとこのままだったようです・・・
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長~い年月を地中などで過ごし、待ちに待った青空デビューのはずが、どうしたのでしょうね
羽化は叶いませんでしたが、長かった幼虫時代に楽しいことがいっぱいあったことでしょう。




⑦ MFの樹液酒場にて

ゴマダラチョウに会いたくて、暖簾をくぐった薄暗い路地裏の樹液酒場
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この日の客は 「 オオスズメバチ 」 と 「 サトキマダラヒカゲ 」 でした。




ネキトンボだけでは寂しかったので、先週末の三浦巡りでの目ぼしい出来事、付加して見ました。
小松が池ではもしかしての チョウトンボ 目当てでしたが、今季も見かけることもなく、残念。

データ
① ・ ③ 12日 衣笠山
② 17日 轡堰
④ ・ ⑤ 17日 YRP周辺
⑥ 17日 小松が池
⑦ 17日 観音崎





# by Pastel24s | 2019-08-19 23:42 | 横須賀&三浦市 (野山) | Comments(0)

甲虫 の 四天王


筆者の勝手決めですが、人気、実力とも大型の甲虫の四天王として
① ゴマダラカミキリ ② タマムシ ③ カブトムシ ④ クワガタムシ がいます

この4種、意外と会えそうで会えない昨今ですが、
今季なんとか4種をクリアーすることが出来ました。



出会いの形は色々でしたが・・・


① 「 ゴマダラカミキリ 」

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モノクロ模様が恰好良いです。カップルで見たのは初めてでした。
♀への何らかの合図でしょうか? ♂は盛んに触角を動かしていました。

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観察中には交尾まで確認できませんでしたが
仲良しカップル、微笑ましく・・・



② 「 タマムシ 」

情報を頂き行って見ましたが・・・

エノキの樹上髙く飛び回っていたり・・・
止まったと思ったら葉被り多く、精一杯のカットです

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生きた姿は思い通り撮らせてもらえませんでしたが・・・

エノキのポイントから少し離れた路上には、既に息絶えた個体が横たわり

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大きな損傷もなく、死んだふりかと思いツンツンしてみしたが動くことなく
タマムシ、死んでも翅光沢は衰えないようですね。



③ 「 カブトムシ 」

樹液酒場で会えたのは♀でした。

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♀には申し訳ないのですが、角のないカブトムシなんて・・・と思っていたら

♂とは、道端での何分割かに散らばった出会い・・・残念。

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左側の写真、甲羅部分だけを上手に食べ残し・・・誰の仕業なのでしょうね?



④ 「 クワガタムシ 」

こちらも残念な結果ですが・・・

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大顎の内側のギザギザの配置から「ノコギリクワガタ♂」でした。


よく見ると、既に無数のアリたちが残り物に群がっていました。
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この四天王、子供のころからの憧れの昆虫です。
木肌などに張付いていたのを、虫かごに入れようと引っ張った時、6本の脚で踏ん張り
簡単には剥がれようとしない、そんな力加減が伝わってきた手の感覚は今でも覚えています。

生きた姿の写真は揃いませんでしたが、甲虫四天王 に会うことが出来ました。




番外編

⑤ 「 アオオサムシ 」

惜しくも、 四天王の仲間入りは逃しましたが(笑)
大型でゴミムシの近縁ですが、その輝きは タマムシ にもひけをとりません。

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後翅が退化し、飛ぶことが出来ない分、いつもは忙しなく徘徊しているのですが
この個体、随分おとなしいと思ったら・・・

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死の臭いを感知したのでしょうか?「 ブランコヤドリバエ 」 がどこからともなく


甲虫5種、内4種の死を見ました。原因は特定できませんが
生と死が紙一重、これが自然の中で生きるということなのですね



データ
① 7/21日 小松が池
② 8/11&12日 衣笠山
③ 8/1&2日 YRP周辺
④ 8/12日 衣笠山
⑤ 8/4日 観音崎





# by Pastel24s | 2019-08-16 23:44 | 横須賀&三浦市 (野山) | Comments(0)

幸せを食べる 白いクモ


先ずはジョークから

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先日、MFでのアレチハナガサにやってきた
幸せを呼ぶ青い蜂 ( ルリモンハナバチ ) 特集をしたばかりですが・・・

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市内の別の場所でも、 幸せ いかが~ とばかりに飛び回っていました

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この青い模様、体毛によるデザインだったのですね。
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幸せもらい過ぎ(笑)ダブル撮りも・・・
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そんな中、本題ですが・・・


吸蜜にしては、やや長いのでは? と思った一頭

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よく見ると、「 アズチグモ 」 に捕らわれの身でした。

上の写真の一分後からの 時系列 4コマ になります。
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① では、まだハチは抵抗(動いていた)していたように見えました。

② 以降はハチは動くこともなく、クモの成すがまま・・・
捕獲後の体勢安定まで10分足らずの出来事でした。


先日のMFでは 危機一髪で逃れた、ルリモンハナバチ でしたが
この日は アズチグモ に軍配が・・・

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クモにしてみれば、してやったり。 幸せいっぱい
ハチからすれば、不覚そのものだったことでしょう

筆者、どちらなに味方するわけではありませんが・・・


そんな仲間の不運を知るすべもなく、元気な別の一頭が・・・

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(11&12日 市内 [衣笠山] にて) (トリミングあり)



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― クモ を狩る ハチ ―

実は クモ たちも、うかうかしてられないのですよ

先日、MFで 幸せ を撮っていた時のこと・・・

花に止まるでもなく、飛び回る一頭の ハチ がいました。

このハチ、幼虫たちの餌となる クモ を探していたのですね。

甲斐あって・・・

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前出の アズチグモ ではありませんでしたが
同じ大きさはどの 「 サツマノノミダマシ 」 を GET

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この ハチ の名前は 「 オオシロフクモバチ 」
オオが付きますが、15mm弱であまり大きくありません。
そして、クモを狩る ことからその名もずばり クモバチ になります。

捕まえた クモ を殺すことなく、麻酔をかけた状態にして巣に運び
新鮮な仮死状態のまま幼虫たちの餌にするとのことです!!凄技の持ち主です


クモに食べられるハチ ハチに食べられるクモ がいたりと、自然界の営みは様々ですね
(4日 観音崎) (トリミングあり)





# by Pastel24s | 2019-08-14 23:25 | 横須賀&三浦市 (野山) | Comments(2)

清流の域で ミヤマカワトンボ


「 ミヤマカワトンボ 」 を求めて・・・

炎天の青田を後に、木漏れ日差し込む渓谷へ

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写真は、レンズを1/3ほど水中に沈め撮ったものです。

6年前、初めて訪ねた時、たまたま不思議な行動を見ました。
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その翌年から、水中の様子が撮りたい、万が一に備えて・・・
防水コンデジを購入、持参していくのですが、産卵に出会うこともなく
いつも宝の持ち腐れ(笑) TOPの写真などを撮って遊んでいます。

前能書き長くなりましたが

清流の岩上や川縁の葉っぱの上などに数頭
今年も会えて良かったです

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♂ です

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♀ です

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そして、カップルもいました。

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♂の腹端で首筋をしっかりロックされた翅に白い縁紋があるのが♀です。

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ここでは総勢、♂ 3~4個体、♀ 2個体、そして 1カップル でした。
例年より多かったような・・・


この清流の上流側には落差23m、幅5mほどの滝があります。
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「夕日の滝」と言って、金太郎が産湯をつかったとの言い伝えがあるようです。

しばし、ミスト浴で涼をとり

次に、ここから4kmほど離れた、もう一か所のポイントに・・・

ここは、車道に沿った1kmほどの渓谷で、こまめに車を止めては
ガードレールの上から川底を覗き込んで探します。

♂ばかりでしたが、数頭見かけました。

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光の時間帯が良かったのでしょうか?
翅を広げると、透き通ったあずき色がとても爽やかでした


横たわった川底の木に、♂2頭が縄張りを張るでもなく・・・

何度か羽パタを・・・
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シンクロ羽パタ を狙い5分ほど付き合ったのですが、下の2コマが限度でした(笑)
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他には、川筋を忙しなく飛び回っていた

「 オニヤンマ 」が止まってくれました。
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エメラルドグリーンに輝く見事な複眼ですね。
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例年より遅めの探索になりましたが、目的をクリアーすることが出来ました。
ひとつだけ残念なことがありました、ミヤマカラスアゲハ らしきを見かけたのですが
写真には間に合わず、深山(ミヤマ)にもう一花咲かせることができたににねぇ~

帰り道、江の島から鎌倉まで渋滞があったり、疲れたような、疲れなかったような



連日のお見舞いシリーズです(笑)

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長靴はいての渓流歩き、歳と共におぼつかなくて・・・
(8日 南足柄市 [矢倉沢周辺] にて) (トリミングあり)








# by Pastel24s | 2019-08-12 23:46 | 県 内 | Comments(0)

青田の中で ミヤマアカネ


毎年楽しみにしている “ 真夏の原風景 ”

田んぼは青々と輝き

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大きな田園地帯ではありませんが、山間部に点在する
田んぼという情景が、より情緒を醸し出してくれます

そんな青田の一角で見掛ける 「 ミヤマアカネ 」 との コラボ

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この組み合わせは、とても贅沢なひと時です。


こちらの青田は、出来立ての若い稲穂を付けていました。
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♂ です

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真っ赤な胴に特異の羽模様、良く似合います

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心地よい風と共に・・・つかまっている脚先にも力が入ります

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♀ です

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♂ に比べ落ち着いた雰囲気です。
コフキトンボ の オビトンボ型 にも似ています。

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右下の方には、稲の花 も・・・

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道路脇で比較的写真に撮りやすそうな田んぼ4枚をチェックしましたが
3枚で各々4~5頭のミヤマアカネを目にすることが出来ました。
例年並み以上で苦労せずにでしたが・・・パフォーマンスが無く、ちょっと残念



~ ミヤマアカネ の他には ~


「 アカスジキンカメムシ 」
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「 アオメアブ 」
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「 ベニシジミ 」
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三浦半島では見ることのない 「 ホソミイトトンボ ♀ 夏型 (近似)」
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などを見ることが出来ました。

小さなカエル とのコラボも撮りたかったのですが、縁がなく・・・



連日のお見舞いシリーズです(笑)

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ここは標高500m弱あり、吹き降ろす風を感じたものの
日差しを遮るものもなく、暑い昼下がりでした。
(8日 南足柄市 [矢倉沢周辺] にて) (トリミングあり)



ここから歩いて10分ほど、ミヤマカワトンボのいる渓谷へ・・・次回に 




# by Pastel24s | 2019-08-10 23:55 | 県 内 | Comments(0)

飛沫の中で アオバト


昨日は、恒例のトンボ ( ミヤマアカネ & ミヤマカワトンボ ) 撮りに行って来ました。

行きがけに、先日燃焼不足に終った アオバト に立ち寄ってみました。



「 アオバト 」

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沖合は穏やかな波加減のようでしたが・・・
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アオバトが海水を飲みにやって来る岩礁には波が砕け荒れ模様
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磯遊びの家族連れは見当たるませんでしたが、砂浜にはCMが十数名・・・




CMの待ち構える中、岩礁上空を何度も飛び回り、手ごろな岩礁に着地
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つかの間、波と共にはじけ散ります。
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以下、繰り返された飛沫と アオバト の光景です。

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そして、白い飛沫のモザイク模様の中で
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なんとか分かる程度ですが・・・
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左側は、肩羽にぶどう色が混ざっているので♂。 右側が♀です



この日一番の 岩をも砕く波・・・
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この波に巻き込まれ、命を落とす個体もあり

波の高い日の浜辺には、その死骸が打ち寄らされていることもあるとのこと。


まさに、命がけのこの行為、どんな意味があるのでしょうね?
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主食となる果実にはナトリウムがほとんど含まれていないので、海水に含まれるナトリウム
やカリウムを摂取することにより果実からの栄養分を体内に吸収するためと言われています。

ハトの中でも、この海水を飲む行為をするのはアオバトだけ、なんでアオバトだけが?
また、その期間は5月から10月に限られ、一説には繁殖に関係があるのではとの説も
ありますが推測の域を脱せず、まだまだ生態には解明されていない部分も多々あるようです

また、どこからやって来るのかと言うと、20~30km離れた丹沢山地説が有力です。
で・・・広い海で何でこの岩礁なのでしょうね? 筆者の勝手な推測ですが、時には
ハヤブサなどに襲われることもあるようですが、比較的安全が確保された飛行ルートと
岩礁と言うイメージが、代々受け継がれているのかも知れませんね。不思議なハトです。



暑さは進行中ですが、昨日は立秋・・・あいさつ文だけは変わりました(笑)
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8時半ごろから一時間弱でしたが、画像の燃焼不足はいつものことで仕方
ないとしても、たくさん楽しませてくれた、大磯名物 アオバト でした
(8日 大磯町 [照ヶ崎海岸] にて) (トリミングあり)



この後、西湘バイパスに、左手に海を眺めながら小田原まで、そこから金時山の
麓まで・・・今季も目的の2種のトンボに会うことが出来ました。整理次第・・・





# by Pastel24s | 2019-08-09 12:52 | 県 内 | Comments(0)

幸せを呼ぶ 青い蜂 ( ルリモンハナバチ )



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今季は梅雨明けが遅かった分、半端ではない熱さが一気にやって来ました。
どうぞ、お身体ご自愛くださいませ。(人様の心配をしている余裕などないのですが・笑)



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誰が付けたか “ 幸せを呼ぶ青い蜂 ”

「 ルリモンハナバチ 」 に今季も会えました。
それも例年と比べると、早々に・・・

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この歳になっても、幸せと言う言葉にめっぽう弱い筆者(笑)
アレチハナガサの咲く草地に2日間も通ってしまいました。

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冒頭の 誰が付けたか、幸せ云々ですが

キャッチコピーには似つかない、強かな一面も持っています。
業界用語でいうと 労働寄生 をします。

分かりやすく言うと、他の生き物に卵を産み付けて、その体を食べて育つのが寄生
そして労働とは、その宿主(ホスト)が巣に持ち込んだ獲物に産卵し、その獲物を
横取り、宿主の労働に頼る蜂と言うことです。

寄生されるハチにとっては、人様からはチヤホヤされたあげく、自分の子供のために
命を張って採取した獲物を横取りされたのでは堪ったものではありませんよね。

ホストとされる蜂ですが、コシブトハナバチ属やケブカハナバチ属と言われています。
今度は、 “ これがルリモンハナバチのホストです ” 特集が出来ればよいのですが・・・

ハチの場合は、石を投げれば寄生蜂にあたると言っても過言ではない程、多いのも事実です。
そして、そう言うハチに限って、人間から見て綺麗な容姿をしたものが多くいます。

最近では、このハチのキャッチフレーズを売りにしているエリアや施設もあるようです。
余計なこと、書いてしまったかな




あっ、危機一髪!!
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手中におさめたかのように見えましたが・・・
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自己嫌悪状態ののアズチグモでした。
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この草地、背丈の高いアレチハナガサの周りは膝丈ぐらいの草がぼうぼう
いつ刈入れ整備されてもおかしくない状態、整備される前で良かったです。
(2&4日 観音崎) (トリミングあり)


あと3日もすると暦の上では立秋、季節は残暑見舞いになるのですね。
次はキバナコスモスでの残暑見舞いに登場出来ると良いのですが・・・




# by Pastel24s | 2019-08-05 23:53 | 観音崎周辺 (野山) | Comments(4)

ツノトンボ に会いたくて


市内のポイントに何度か通いました。そして、一昨日 願い叶い・・・

昨年は7月中頃から出現情報があり、今季はダメかと諦めかけていた
矢先のこと嬉しい出会いになりました。

それも、♂ が2頭、 ♀ が一頭!! 通った甲斐がありました。



「 ツノトンボ 」

名前由来の 自慢の 角( 触角 ) です。

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体長35mm程で一見、寸胴なトンボのようにも見えますが
ウスバカゲロウなどに近く、アミメカゲロウ目に属します。

飛びかたは、トンボと比べると不格好、どちらかと言うと、大きめな蛾が飛んで
いるように見えます。また林縁に入り込んでしまうことも多く、CM泣かせです。


そして、腹端の形状で・・・

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素人にも ♂ ♀ の判定が容易です。


♂ です

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腹部は赤褐色で、腹端には一対のフック状の付属物があります。

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♀ です。

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腹部は太く、♂と比べ黄色味が強いです。

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♀ は卵を細い茎などに几帳面に連続して産み付けます。

昨年見つけた卵の印象が強く、近くを探してみましたが
今季は見つけられませんでした。残念

孵化した幼虫、容姿はアリジゴクに似ているそうですが
すり鉢状の罠などを作ることなく、草むらの根ぎわ や
石の下 に潜み、小昆虫を捕らえて食べるとのこと。

一度幼虫にも会ってみたいです



昨年、初めて見て以来、ファンになってしまいました。

知名度も低く、メジャーな昆虫ではありませんが、一度聴いたら忘れない変な名前
人前を避け、林縁でひっそりと暮らす生活ぶりや、その地味さの中にも、それなり
の自己主張が見てとれる、そんなところに魅かれてしまったのでしょう。
(1日 市内 [YRP周辺] にて) (トリミング)





# by Pastel24s | 2019-08-03 23:59 | 横須賀&三浦市 (野山) | Comments(0)